東海エリア(愛知・岐阜・三重)だけでも、外壁塗装や屋根塗装を行っている会社は多数存在します。インターネットで「外壁塗装 愛知」「屋根塗装 愛知」「外壁リフォーム 愛知」等のキーワードで検索しても、数十万件のホームページがヒットするでしょう。その中には残念ながら、不親切な業者や “ただできるだけ”で得意ではない業者も存在するため、いい塗装会社を探し出すことは非常に困難だと思います。
しかし、業者選びには押さえておくべき“コツ”があるのです。
ここでは、業者選びで失敗したくない方のために “6つのコツ”をお教えします。
その前にまず、塗装会社とお客様でどういったトラブルが発生するのかを考えてみましょう。
- 見積り内容の通りに工事してくれない
- 仕事が雑で、すぐ手直しが必要になった
- 追加請求で、見積り以上の費用がかかった
では、なぜこういったトラブルが起こるのでしょうか?
それは長引く不況下で塗装会社もなかなか仕事が取れず、大幅な値引きによって仕事を取ることから始まります。
しかし、塗装会社も利益を得なければ成り立ちません。値引きした上で利益を得るためにはお客様本位ではなく、自社本位の手段を取らざるを得なくなるのです。
- 材料・施工の質を落とす
- 本業の職人以外(アルバイトや未経験者)を使う
- 本来必要な作業工程を省く
- 見積り段階ではあえて安くし、工事が始まってから追加請求する
当然、トラブルになりますよね。
しかも厄介なことに、塗装工事でお客様が問題に気づくのは「塗装後」です。
こうしたトラブルを未然に防ぐためには、最初の業者選びが大切なのです。
下記の “6つのコツ”を踏まえて、きちんと業者を選びましょう。
見積りの内容だけではなく、現在の状況もわかりやすく説明してくれるか。
初回訪問時での見積りは危険です。次回、診断書等と一緒に状況を説明してもらえる業者だと安心できるでしょう。また、営業マンではなく、職人に説明してもらえる業者はいいですね。当然ながら、「今日契約してくれ」といってくる営業マンは危険です。
施工する職人は熟練のプロか、資格(技能士)を持っているか。
中には下請け業者に丸投げするところもあります。自社施工、しかも熟練のプロで技能士の国家資格を持っているかが大きなポイントになります。
大手塗装メーカー認定店等の資格を持っているか。
大手塗装メーカーの場合、認定店の資格取得には手続きが必要になります。認定を受けているということは、品質管理もしっかりしている業者だといえるでしょう。
施工後に報告書を提出してくれるか。
「施工したら終わり。請求書だけがやってくる」では不安ですよね。「施工完了した際に報告書を出してくれるか」をしっかりと確認しておきましょう。施工後の流れまできちんと説明してくれる業者だと安心です。
アフターフォローの話までしてくれるか。
塗装工事は、施工完了してから数年後に結果が見えてくるものです。アフターフォローがない場合、仕上がりが悪ければ実費で塗装し直すことになります。保証やアフターフォローについて話してくれるかも大きなポイントになるでしょう。
最低2社以上から見積りを取って比べてみたか。
お見積り内容、仕様は業者によってさまざまです。できるだけ多くの業者と話し合い、お客様にとって一番信頼できる業者かどうかをご自身の目で確かめるようにしましょう。
上記のコツを踏まえて業者を選べば、きっと安心して任せられる業者が見つかるでしょう。
なお、ネットや電話だけ、1回会っただけでの概算見積りは後々トラブルに発展する可能性があるので注意してください。
- 実際の担当者と打ち合わせをすること
(担当者の人柄、現状の説明、会社の体制、施工方法、アフターフォローを確認すること) - 打ち合わせや状況確認に沿って見積りしてもらうこと
打ち合わせの際に、下記の書類をご自身で用意したほうがいいでしょう。
- 図面(立面図、平面図等)※コピーをこちらにてとらせていただきます。